週末多摩湖に桜を見に行きました。いつも家の近所の桜が終わった週末には、山桜を見に多摩湖に行くのが、毎年の習慣でした。
家の周りの桜はすでにほとんど葉桜です。代わりにいろいろな花が咲き出しています。
直前の4年間は、愛知県に単身赴任でしたので、なかなか行くのが難しかったのですが、やはり東京に戻ってくると気軽に桜を見に、多摩湖に行けるのはとてもありがたいです。
お天気は、最高で、青空がとても綺麗でした。ソメイヨシノはほとんどが葉桜になっていましたが、山桜は結構花が残っているものが多かったです。
カラスが3匹。三羽烏~花見客のおこぼれを狙っています。
桜については、名前が表記されているものは、オオシマザクラなどがありましたが、厳密にいうと、背の高いものやたっちゃん池の湖畔に咲いているものが山桜ではないかと思っています。
私は、多摩湖の桜の中で、オオシマザクラが一番好きです。柔らかい若葉と一緒に純白の可憐な花が咲きます。
薄いピンク色のソメイヨシノも素敵な色合いですが、オオシマザクラの白く透き通った色合いは、見る人すべてを優しく包み込んでくれるようです。そして人々をとても穏やかな気持ちにしてくれると思います。
車で来ていなければ、ゆっくり花見酒でもしたいところです。
オオシマザクラ以外にも、いろいろな種類の桜がありました。次の一葉はサトザクラの仲間のようです。
次が、関山。サトザクラの仲間のようです。一葉同様、八重桜の様なゴージャスな花ですね。
道路沿いには、山桜だと思いますが、満開に咲いています。次が、神代曙です。
ソメイヨシノ系の桜で、花は終わりに近かったですが、可憐で美しい花だと思います。
最後に桜以外の花や木も眺めながら、たっちゃん池を見て帰りました。
栃の木の林です。秋に栃の実を拾いますが、加工が出来なので、飾りにしか使えないのが残念です。栃餅などを作ってみたいですが、気の遠くなるような作業のようで、断念した経緯があります。
たっちゃん池は、正式には宅部池(やけべいけ)と言うようです。子供のころから、たっちゃん池と言っていたので、正式名称を見てびっくりです。
その昔、池で亡くなったとされる『たっちゃん』の名前より、宅部池の方が平穏な名前のよにも思えます。ただし、三宅島のように『宅』やけ、と読むのは少し難しい読み方ですね。
家に戻るとタリバーディンのシェリーカスクフィニッシュをまったりしながら、いただきました。
先日買ったフリーカップでいただくと、まろやかで甘みのある麦の味わいがとても美味しく感じられました。