購入年月日:2014年5月31日
購入場所:ヤフオクストア シンエイ
購入価格:470円(税込)(送料別途)
購入状態:羽織、状態は良
素材:正絹
今日は、果物に木の実模様の肩裏が付いた本場村山泥大島紬の羽織を解いた生地になります。とっても年代物の生地です。
フラッシュを焚くと、茶色っぽくなり、焚かないとチョコレート色に映ります。
ミラーレス一眼のカメラとマクロレンズの組み合わせですが、やはり色の設定は難しいですね。
実際の色は、上下の写真の色合いの中間色のような感じです。年代物の羽織ですが、昭和初期のものかも知れませんね。
右上の写真は、継あてをした表の側です。結構目立たなくなるものですね。
上の写真が結構実際の色合いに近いかもです。もう少しだけ茶色っぽいかもです。
下の写真は、茶色が出過ぎています。フラッシュを焚くとこうなります。
羽織の肩裏もせっかくですから、ご紹介いたします。結構状態は良いので、小物作りに使えそうです。
それでは、詳しく見ていきたいと思います。
(地色・状態)
地色は少し茶色がかった焦げ茶です。シンエイさんの解説では薄茶と記載されています。
(風合い)
風合いは、いかにも多少厚めの生地です。真綿紬に近い風合いで、とっても触り心地が良いですね。
(用途)
生地自体は丈夫そうです。工夫次第で何にでも加工できると思います。
すごく古い生地だと思います。恐らく昭和初期。綺麗に解いてプレスも出来ていますが、おそらく、クリーニング店に最後は仕上げていただいたものかもしれません。
何箇所か継あてがあり、大切に使い続けられてきたことが伺えます。何世代も使い続けたのかもしれませんね。
泥染め特有の土の良い香りがします。羽織の肩裏と縫い合わせて巾着を作ると、とってもお洒落な感じになると思います。
早速作ってみたいですね。この下の欄外に生地の組み合わせのイメージとして、改めて写真を載せてみました。