日曜日に奥さんと約10キロ弱のご近所にある、角川武蔵野ミュージアムに出かけてきました。
車のナビが妙に細い道を案内したので、行くのに四苦八苦しましたが、太い道を通ってもそれほど時間には違いがなかったように思えます。
さて、角川武蔵野ミュージアム、石の多面体を模した、いかにもアートといった感じの素敵な建物です。
とても魅力的な建物で、じっくり眺めていても見飽きることがない感じがします。
膝の悪い私には、段数の多い階段はきついので、階段を登らないルートを探すのに少し時間がかかりました。
車いすの方や階段が登れない方は、事前に目的会場までのルートを確認してから訪問することをおススメします。
さて今回のお目当ては同館の企画ものとして開催されている、『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』を見学に行くためです。
これは2024年07月20日[土] 〜 2025年01月19日[日]まで実施れていますが、ジャンフランコ・イアヌッツィ氏がデジタルアートとして「光のアーティスト、モネ」が見た世界を再表現・再構成した内容になっています。
「景色に没入する体感型デジタルアート劇場」として、空間を映像と音楽の世界で、さながらアニメーションを見るかのごとく、誰にでも感覚的にわかるように組み立て、提供してくれています。
事前予約すると2,500円で鑑賞できます。運が良かったのか、意外とすいていたのでたっぷり楽しめました。
最近テレビでもちょくちょく紹介されているので、だんだん混んでくるかと思いますので、事前にチケットをスマホで予約すると、QRコードでスムーズに入場できるのでおススメです。
私自身は、クッションに座りながらゆっくりとモネの世界に浸ることができましたが、一緒に行った奥さんは楽しんでくれたでしょうか。
じーっと見入っていましたので、闘病の疲れが少しでも和らいでくれればいいなと思いました。
音楽と映像の組み合わせ。私が最近アニメをよく見るのに似ています。
脚本、作画、音楽が原作の良さをさらに引き立てて、原作とは違う切り口の魅力を気づかせてくれるからだと思っています。
あと、理解不足の私にその作品をより深く感じるための手助けになっている気もします。
当然、原作とは乖離した世界と感じる人もいるかもしれませんが、人生、固定観念的な物事の見方ではいけない面もあると思います。
こういう世界もあるんだな~もし自分がこの世界に存在していたらどうだろうかと・・・
イルミネーションのように繰り広げられる映像美は、見る人をいろいろな感傷の世界に引き込んでくれるのではないでしょうか。
あと・・・この企画ではモネの生涯や作風(光のとらえ方)など様々な切り口から、しっかり特集が組まれていて、そちらも見ごたえがありました。
印象派誕生の解説の流れも分かりやすかったですね。
ジャポニズムについても詳しく解説がありました。
モネの連作についても特集が組まれていて、興味深かったです。
出口付近には作品に描かれている橋が再現されていて、傘を差しながら「なりきり」を楽しめる工夫がされています。
奥さんにもすすめましたが、治療中ということもあり写真撮れませんでした。
しばらくすると、若いカップルが楽しそうに写真を撮っているのが印象に残りました。
私はただ心の中で奥さんが笑いながら日傘をさして、楽しんでいる姿を想像したのでした。
さて、次は食事の話です。
隣接する建物には角川食堂があり、ビュッフェ形式で素敵なお料理が楽しめます。
鑑賞が終わった後、時間があれば食事もしたかったのですが、今回は見学だけして帰りました。
同館紹介ホームページより抜粋
地元食材をふんだんに使ったカレーやデザートは是非とも食べみたいと思います。
また、角川武蔵野ミュージアムのイベントや、小説やアニメなどKADOKAWA作品と連動したコラボメニューも積極的に実施しているので、角川小説・アニメのファンの方には楽しんでいただけることも多いと思います。
参考までに、内容のご紹介です~
【ランチビュッフェ】
最大60種のビュッフェ
平日 大人2,480円 小学生・幼児780円、休日 大人2,780円 小学生・幼児980円
+飲み放題 受付時間11:00~15:00/90分制(LO 15分前)自家製ドリンク、ソフトドリンクなどの飲み放題 1,280円~・瓶ビール(ハートランド)付き 1,980円・生ビール(新座クラフト)付き 3,400円※単品ドリンクメニューもあり。
【アフタヌーンビュッフェ】
カレーとデザートのビュッフェ
平日 大人1,780円 小学生・幼児480円
休日 大人2,080円 小学生・幼児680円
家に帰ると、今期2本目のカリフォルニアヌーボ2024を飲みながら、ゆっくり角川武蔵野ミュージアムのイベントを振り返りました。
カリフォルニアヌーボもご紹介した反響も良かったので、今年もフォーカスしていきたいと思います。
それでは、この辺で失礼いたします。お付き合いいただきありがとうございました。