今日は、昔購入したジョニーウォーカー赤ラベルの大き目のサイズのものを取り上げます。1リットル近くあります。でかい!です。
オークションを眺めていると、ジョニーウォーカーは大きめのサイズがたまに出ていたりします。このボトルは狙って落札したものではなく、セットで購入したものの中に入っていたのだと思います。
赤ラベルの原酒構成は良く判りませんが、昔のホワイト&マッカイなどを飲んでいるような錯覚に駆られます。ホワイト&マッカイはキーモルトはダルモアなどなので、風味は全然違うと思うのですが。不思議です。
開封してみると、古酒によくみられるヒネタ香りがします。グラスに入れてしばらくするとだんだんヒネタ香りは和らいでいきます。次第に麦の爽やかな香りに変わっていきます。
グラスに注いだ色合いは、きれいな琥珀色です。
若干のえぐみがありますが、甘い味わいが感じられます。時間がたつにつれて甘みが増してきます。フルーティーな香りも強くなっていきます。最初は、えぐく感じていた味わいも、ここちよいスモーキーさになっていきます。50年近い時の流れを経て、再び外気に触れたわけですから、本来の味を取り戻すのには時間がかかるのかもしれません。
このボトルは、容量が945㎖もあり、お徳サイズバージョンだったようです。総合商社のトーメンが輸入したものです。その後トーメンは2006年にトヨタ系の商社である豊田通商と合併して会社名は消えています。今はただその当時輸入したウィスキーが、当時のトーメンの面影を知るよすがとなっているのかもしれません。
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