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終売なのに高騰しないーマッカラン12年 ファインオークの謎

ウイスキー名:マッカラン12年 ファインオーク
容量・度数:700ml/40%
購入先:ヤフオク(個人ストア)
購入価格:15,500円(税込)※
送料:1,000円(7本同梱)

※アードベッグ スーパーノヴァ2010、マッカラン12年 ファインオーク、デュワーズ18年旧ボトルの3本セット


はじめに

ニッカやサントリーの看板銘柄だと、「終売になれば値段は上がる。」

ウイスキー好きなら、そう考える方も多いと思います。

でも、このマッカラン12年 ファインオークは違います。

すでに終売となっているにもかかわらず、現在でもオークションでは1万円前後で落札されることが珍しくありません。

一方、現行のシェリーオーク12年は定価14,300円(税込)。にまで上がっています。

終売品より現行品のほうが高い状態です。いろいろな要因はあると思いますが、その辺をじっくり見ていきましょう。


ここ数年のマッカラン人気は「シェリーオーク一強」

現在のマッカラン人気を支えているのは、間違いなくシェリーオークシリーズのようです。過去飲んだボトルのでも、その魅力は、

  • こってりとした甘露感
  • 干し柿
  • 黒糖、ドライフルーツ

といった濃厚なシェリー樽由来の味を感じました。

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脱線しますがカスクストレングスは最高に美味しかったです。↓

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私以外の方も、「マッカランらしさ」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのも、

「マッカラン=濃厚シェリー」

というイメージが、今では完全に定着しているように思います。


軽やか系ラインは人気が伸びない

● ファインオーク

  • バーボン樽+シェリー樽

  • リフィル樽主体とされる軽やかな仕上がり

  • フルーティで爽やか

その一方で、濃厚なシェリー感を期待すると少し物足りなく感じる人も多く、終売後も価格は落ち着いています。


● トリプルカスク

ファインオークの後継シリーズ。

  • ヨーロピアンオーク・シェリー樽

  • アメリカンオーク・シェリー樽

  • アメリカンオーク・バーボン樽

という3種類の樽を使用しています。

しかし実際に飲むと、バーボン樽由来の軽快さが目立ち、日本では並行輸入品が中心ということもあり、知名度はあまり高くありません。

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● ダブルカスク

現在の日本市場では定番商品として販売されています。

シェリーオークほど濃厚ではなく、ファインオークほど軽快でもない、中間的な味わいが特徴です。

安定した人気はあるものの、中古市場でプレミア価格になることは少なく、シェリーオークほどの熱狂的な支持は得られていません。

↓同じような路線だと思います。

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主要ライン比較

アイテム 樽構成 当時・現行の定価 現在の状況 市場人気 中古相場価格
ファインオーク12年 バーボン+シェリー(リフィル主体とされる) 約7,000〜8,000円 終売 ★★☆☆☆ 約8,000〜10,000円
トリプルカスク12年 シェリー樽2種+バーボン樽 約7,000〜9,000円 並行輸入中心 ★★☆☆☆ 約10,000円前後
ダブルカスク12年 シェリー+アメリカンオーク 約8,000〜10,000円 現行・流通量が多い ★★★☆☆ 約8,000〜10,000円
シェリーオーク12年 シェリー樽主体 14,300円(税込) 現行 ★★★★★

ファインオークが高騰しない理由

こうして並べてみると理由は意外とシンプルかも。

現在のマッカランの価値観は、「濃厚なシェリー樽=価値が高い」という評価軸が非常に強くなっています。

そのため、

  • ファインオーク

  • トリプルカスク

のような軽やかなシリーズは、品質が低いわけではないにもかかわらず、市場評価が伸びないないのかも。

ダブルカスクも定番商品として一定の人気はありますが、プレミア価格になることは少なく、市場では中間的な存在になっていると思います。

つまり、マッカランで市場が求めている方向性や購入層の好みは、「濃厚なシェリー樽の向いているだけ」なのではないでしょうか。

これが、終売になっても価格が高騰しない最大の理由だと私は勝手に思っています。


テイスティング

色合い

  • 薄い黄金色

  • 枯芝を少し濃くしたような自然な色合い


香り

  • 澄んだ樽香

  • ほのかなクリーミーさと甘み

  • 柑橘系の爽やかな酸味

  • 草原や森林を思わせる青々しい香り


味わい

  • 最初はドライで引き締まった印象
  • そこから程よいコクとクリーミーさが広がり、柑橘系の爽やかな酸味が全体をまとめています
  • アルコールの刺激はやや感じますが、加水すると一気に丸くなり、フルーティさがさらに際立ちます
  • 余韻は乾いた甘さが長く続き、とても心地よい印象でした

ハイボール

  • これは想像以上でした
  • 青りんごやパイナップルを思わせるフルーティさが一気に開き、爽快感が抜群
  • 暑い日に飲むハイボールとしては、シェリーオーク以上に好みという人もいるかもしれません


まとめ

  • マッカランというと、どうしても濃厚なシェリー樽熟成ばかりに注目が集まります
  • しかし、このファインオークは、そのイメージとはまったく違う個性を持つ一本でした
  • 軽やかで爽やか、そしてハイボールとの相性も抜群
  • 市場では人気が高くないため価格も比較的落ち着いており、終売品としては非常に手が届きやすい存在です

「濃厚シェリーだけがマッカランではない。」

そう教えてくれる一本として、今だからこそ一度味わってみる価値があると思います。


次回予告

実は、このボトルは15,500円で購入した3本セットのうちの1本です。

まだ飲んでいないのは、

  • デュワーズ18年(旧ボトル)
  • アードベッグ スーパーノヴァ2010。特にこのボトルは七夕企画として、取り組みます!
  • スペースノヴァって、星の爆発!?乙姫も彦星も真っ青。そのくらいインパクトがあるボトルのようです。

果たして15,500円は本当にお買い得だったのか。

3本すべてを飲み終えたあと、最後に総合評価をしてみたいと思います。

※ばからしいので、ブログラングやめました。