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キャンベルタウンロッホ2022、2023、2025飲み比べ

同じ銘柄でもここまで違う? 瓶詰年による個性を比較してみた

キャンベルタウンロッホは、スプリングバンク蒸留所が手掛ける人気のブレンデッドモルトです。

比較的手に取りやすい価格でありながら、キャンベルタウンモルトらしい個性を楽しめることから、愛飲している方も多いのではないでしょうか。

今回は所有している2022年・2023年・2025年ボトリングの3本を飲み比べ、それぞれの特徴を比較してみました。

結論から言うと、私が最も好みだったのは2023年ボトリング(瓶詰)でした。

ただし、2022年にはロングロウを思わせるワイルドな魅力があり、2025年には現代的でバランスの良い完成度が光ります。

同じキャンベルタウンロッホでも、ボトリングした年によって結構印象が変わるのかと、驚かされる結果となりました。

スプリングバンク10年と同じようなボトリング(瓶詰)年による違いがあることが判り驚いています。


🔵 2022年ボトリング

─ ロングロウ寄りのワイルドさ

<色>

  • 琥珀色

 

<香り>

  • アルコール感
  • 若葉
  • アロエを思わせる青さ

 

<味わい>

  • アルコールの刺激も比較的はっきり感じます
  • さらにロングロウを連想させるヨード感が顔を出し、かなり個性的な味わい

<余韻>

  • 辛口ながら、飲み終わりにはじんわりと旨みが広がります

<総評>

  • シリーズの中では最も荒々しい一本
  • 青さ、ヨード感が前面に出ており、好き嫌いは分かれそうですが、キャンベルタウンモルトらしい個性を求める方には非常に魅力的なボトリングかも

🟢 2023年ボトリング

 ─スプリングバンク的、華やか&フルーティ

<色>

  • 琥珀色(やや赤みあり)

<香り>

  • フレッシュな若葉香
  • アルコール感も穏やかです

<味わい>

  • フルーティで華やかな風味がハンドフィルのスプリングバンクを思わせます
  • コクもしっかりあり、時折磯っぽいニュアンスが顔を出します

<余韻>

  • 甘みが心地良く続き、ドライ感は控えめ

<総評>

  • 華やかさ、甘み、磯感のバランスが非常に優秀
  • 3本の中で最も飲みやすく、なおかつスプリングバンクらしさも感じられるとても完成度の高いボトルでした
  • 個人的には今回の飲み比べで「最も好印象」でした

🟠 2025年ボトリング

─ 現代的キャンベルタウンモルトの完成形

<色>

  • 琥珀色(印象としては2022年寄り)

<香り>

  • 樽香とヨモギを思わせる草っぽい香り

<味わい>

  • 甘露を連想させる柔らかな甘み
  • 多少ヨード感もあるも主張は強すぎず、全体としてまとまりの良さが際立ちます

<余韻>

  • 甘みと旨みがゆっくり伸びていき、心地よい余韻が続きます

<総評>

  • 甘み・旨み・潮気のバランスが良く、非常に飲みやすい仕上がり。
  • キャンベルタウンモルトの魅力を上手くまとめた、現代的なキャンベルタウンロッホだと感じました

📊 香味比較チャート

3本の特徴をレーダーチャートで比較してみました。


3本の違いを一言で表すと

🔵 2022年
ロングロウ寄りのワイルドさ

🟢 2023年
スプリングバンク的フレッシュ&フルーティ

🟠 2025年
キャンベルタウンの要素をまとめたオールラウンダー


まとめ

今回の飲み比べで改めて感じたのは、キャンベルタウンロッホもスプリングバンク10年と同様に、決して毎年同じ味ではないと感じました。

個人的な順位を付けるなら、

🥇 2023年
🥈 2025年
🥉 2022年

という結果になります。2024年ボトリングのものが手に入らなかったので、今回取り上げていませんが、2023年寄りなのか、2025年寄りなのか気になるところです。

キャンベルタウンロッホなど、スプリングバンク蒸留所のボトルを見かけたら、ぜひ裏ラベル下のガラス部分に印字されている『瓶詰年月日』にも注目してみてください。

思わぬ「当たり年」との出会いがあるかもしれません。

それもまた、スプリングバンク蒸留所のボトルを追いかける楽しみのひとつだと思います。

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