ウイスキー名:竹鶴ピュアモルトエッセンシャルズ2026
容量、度数:700㎖、43%
原料:モルト 購入先:ヤフオクフリマ 個人
購入金額:32,400円(税込)
送料:0円
今日は「竹鶴ピュアモルト エッセンシャルズ 2026」をご紹介いたします。落ち着きがあり、かつ威厳を感じるラベルが作り手の気合を感じます。

今日はまず、竹鶴ピュアモルト エッセンシャルズ 2026を飲み、次に普通の竹鶴のピュアモルトや先般蒸留所で購入した鶴も飲んで行こうと思います。


ここで、改めて、メーカーのコメントなどを掲載すると、レビューがどうしてもそちらに引っ張れちゃいますので、まずは先入観なく、しっかり飲んでいこうと思います。
それでは飲んでみましょう~

<色合い>
・きれいな琥珀色
・竹鶴の現行ボトルよりやや濃い感じがします


<香り>
- 開封すると、穏やかなフローラルな香りが漂いました
- 時間と共にやや柑橘系の優しい澄んだ香りになります
<味わい>
- 開栓直後はコクがあり、ほど良いタンニンと華やかなモルトの風味が素晴らしかったです
- 開栓後数時間経ってから飲むと、どっしりとした重めの味わいに変化します
- 適度な熟成感が感じられ、ブレンドされた様々な年数のモルトがあるにせよ、樽感はしっかりしています
- 開栓直後はすごく感動しましたが、一晩経つと冷静に味わえる気がします
- スモーキーさは、アイラ系のモルトと比較するとわずかで、アクセント程度です。ただし、芯の通った深い味わいは昔ながらの余市の味わいを感じます。先般飲んだピュアモルトのブラック(有田焼ボトル)の芯の通った味わいを髣髴します
- 非常に飲みやすく、杯が進みます。正直とっても美味しいです。飲み進むとモルトの風味とクリーミーな旨さが加速してきて、テイスティングなのにどんどん飲んでしまいます
- 余韻は、満足感のある心地よい旨みが長らく続きます
- 少し加水すると酸味の利いたコクが強くなり、キレのある味わいに変わります
- 多少ドライになりますが、これはこれでおいしくいただけます
- 加水後の余韻は、ドライでクリーミーな味わいが穏やかな酸味と共に静かに残ります

次に比較編です最初に普通の竹鶴を飲むと落差が大きそうなので、まず『鶴』を飲んでみます。
鶴は、ニッカの仙台宮城蒸留所で発売されている最高級のブレンデッドウィスキーになります。

香りは大きな違いは感じられませんでしたが、鶴の方がグレーンウイスキーの効果か、フローラル、フルーティさが微かに多く感られました。色合いはわずかに、鶴の方が濃いかもですね。
鶴の味わいはとにかくクリーミーだと思います。昔の鶴は武骨な味わいもしますが、とっても洗練られた旨さを感じます。
一方の竹鶴ピュアモルトエッセンシャルズ2026の方は、キレのある樽の風味、モルトの旨さが前面に出ていると思います。
これはモルトウィスキーとブレンデッドウィスキーの違いもあるので、一概には言えませんが、両者も現在かろうじて私でも手が届く範囲の「最高級のニッカのボトル」なので、東西の横綱対決といった感じです。
鶴のコクのある旨さと、竹鶴ピュアモルトエッセンシャルズ2026のモルトの旨さを同じ土俵で比べるのは難しいですが、それぞれの素晴らしいウイスキーの美味しさを感じることができて、とっても幸せな雰囲気になれました。
最後に、普通の竹鶴を飲んでみました。色合いは先に飲んだ二本より薄く感じますが、香りは澄んだバニラの香りが心地よいです。

旨みやコクは、はるかに見劣りしますが、優しいクリーミーで爽やかな濃くなる旨みは、現在の国内のモルトウイスキーのなかでは極めて秀逸な部類に入ると思います。

実は昨晩、少し飲んでみたところ、竹鶴ピュアモルトエッセンシャルズ2026を飲んであとすぐ飲んでみたら、驚くほどのっぺりした味わいに驚いたほどです。比較してはいけないですね。uribouwataru.com
正直、ここまで美味しいとは思いませんでした。25年熟成のモルトの風味もしっかり味わえました。
最近の長熟ウイスキーの傾向はそれほど深みを感じさせる路線から、バランス感を求める傾向あるように思えますので、そこそこ25年熟成原酒を使っているのではないかと思います。
できれば、ニッカには、スコッチのコンパスボックスシリーズ※のように構成原酒の割合をきちんとオープンにして欲しいです。
サントリーが品質開示に悔しがり、焦るくらいに。
※コンパスボックスの品質開示については、AIに整理してもらい欄外にまとめました。竹鶴さんが現代に存命でしたら、きっとやっていたと思います。
いずれにしても、一連の竹鶴シリーズや、鶴を改めて飲んでみてニッカの実直なウイスキー作りに触れたような気がしました。
ニッカがますます好きになった気がします。
公式のテイスティングコメントからは、逸脱しているかもしれませんが、私が感じたありのままをお伝えいたしました。
価格は27,500円。私は32,400円で買いましたが、買って良かったと思っています。
是非ともこのウイスキーを買われた方は、ニッカの仙台宮城蒸留所で鶴も飲んでいただき、味の違いを楽しんでいただければと思います。
運が良ければ、19,000円(私が今年買った時の値段)で買うことができるかと思います。(試飲はできると思います。)
投資や転売を目的とせず、是非とも開栓して飲んでみてください。
特に開栓した時の香り、直後の味わいと一日経ってからの味わいの変化、通常の竹鶴との味わいの違いまでは、普通に体験できると思います。
YouTubeやいろいろなブログの話を真に受けずに、ご自身の体感を優先して楽しんでいただければと思います。
※コンパスボックスについて
1. 原酒構成を「蒸留所名 × 樽種 × 構成比率」まで公開
コンパスボックスは、通常のスコッチ業界では伏せられることが多い
「どの蒸留所の原酒を何%使ったか」 を詳細に開示します。
▼ 実例:Hedonism 2026(ヘドニズム2026)原酒構成
(※すべて Compass Box が公開している公式情報)
31.2% — Port Dundas(ポートダンダス)
リフィル・シェリーバット
香味:チェリー、クミン、レーズン
30.0% — Port Dundas
リチャー・アメリカンオーク・ホグスヘッド
香味:クリーミー、ブラウンシュガー、オーク
14.1% — Hedonism 2025 原酒
主にファーストフィル・バーボンバレル
香味:キャラメル、ナツメグ、カスタード、ふじ林檎
13.1% — Blended Grain Parcel
ファーストフィル・バーボンバレル(1年フィニッシュ)
香味:バニラ、トフィー、リッチ
5.4% — Cameronbridge(キャメロンブリッジ)
ファーストフィル・バーボンバレル
香味:バター、クリーミー、ウッディ
3.1% — Strathclyde(ストラスクライド)
リフィル・バーボンバレル
香味:繊細なオーク、ファッジ、フローラル
3.1% — Hedonism 2024 原酒
ファーストフィル・バーボンバレル
香味:チョコレートムース、バニラ、ハチミツ
→ ここまで細かい原酒構成を公開するスコッチメーカーは極めて稀。
2. 樽種・熟成環境・フィニッシュ期間まで開示
一般的なスコッチでは「バーボン樽」「シェリー樽」程度の表記が多いですが、
Compass Box は “リフィルかファーストフィルか”“何年フィニッシュか” まで公開します。
例:
「ファーストフィル・バーボンバレル(1年フィニッシュ)」
「リフィル・シェリーバット」
「アンティークシェリー樽を初採用」
3. ナチュラルカラー・ノンチルフィルターを明記
Compass Box は 着色なし(ナチュラルカラー)、
ノンチルフィルタード(非冷却濾過) を明確に記載します。
例:
Hedonism 2026:46% / ナチュラルカラー / アンチルフィルター
4. 生産本数・ボトリング時期の開示
世界限定 13,218本
ボトリング:2025年11月
→ これも通常はここまで細かく公開されない情報。
5. 味わいの構造を“層”で説明する透明性
Compass Box はテイスティングノートも
「第一層」「第二層」「余韻」 のように構造化して開示します。
例:Hedonism 2026
第一層:カフェラテ、バタースコッチ、オレンジクリーム
第二層:ローストアーモンド、ドライシェリー、ヌガー
余韻:ミルクチョコレート
🧭 まとめ:Compass Box の品質開示とは?
コンパスボックスの透明性は、スコッチ業界でも突出している。
具体的には:
原酒の蒸留所名を公開
構成比率を%で公開
樽種・フィニッシュ期間を公開
生産本数・ボトリング時期を公開
味わいの構造を層で説明
ナチュラルカラー・ノンチルを明記
これらはすべて、
「ウイスキーのレシピをほぼ丸ごと公開する」
という Compass Box の哲学に基づくものです。
