ウイスキー名:アードベック スーパーノヴァ 2010
容量、度数:700㎖、60.1%
原料:モルト 購入先:ヤフオク個人
購入金額:15,500円(税込)※
送料:1,000円(計7本落札分の送料)
※アードベック スーパーノヴァ 2010、マッカラン12年ファインオーク、デュワーズ18年旧ボトルとの3本セット
今日は「アードベック スーパーノヴァ 2010 700ml 60.1%」をご紹介いたします。

このスペースノヴァは、ファーストエディションを飲んでいます。



今回のスペースノヴァは、2009年版のファーストエディションの成功を受けてリリースされたセカンドエディション。
フェノール値100ppm超という“超ヘビーピーテッド”を公式に掲げた、当時のアードベッグの挑戦心を象徴する一本でした。※
| 分類 | ppm | 代表銘柄(麦芽段階) |
|---|---|---|
| ノンピート | 0〜5 | グレンキンチー、オーヘントッシャン、山崎ノンピート |
| ライトピート | 5〜15 | 白州(10〜15)、バルヴェニー微ピート |
| ミディアムピート | 15〜30 | スモーキーモンキー(推定20〜30)、タリスカー(18〜22)、スプリングバンク |
| ヘビーピート | 30〜55 | アードモア(30〜40)、アイラミスト(ラフロイグ40〜50ppm由来)、ラフロイグ(40〜50)、ラガヴーリン(35〜40)、アードベッグ(55) |
| スーパーヘビーピート | 55〜 | オクトモア(80〜309)、アードベッグ・スーパー・ノヴァ(100前後)、キルホーマン実験ロット(60〜90) |
※最近注目している銘柄を青色下線表示。なお、スーパーヘビーピートに分類されている銘柄でも、意外にフルーティーさを感じたり、数値以外の要素も影響するので、一概に数値を過信するのも要注意。
今回のアードベック スーパーノヴァ 2010セカンドエディションは、アルコール度数は 60.1%。
グラスに注いだ瞬間から、爆発的なスモークとタール、黒胡椒のようなスパイスが立ち上がり、まさに“星の爆発(Supernova)”という名にふさわしい迫力があると評されてきました。

このブログマスコットの兄貴が何か言いたそうです。
兄貴:『星の爆発(Supernova)だと~。織姫と彦星はどうなっちゃんだよっ。いい加減なタイトルつけるなうりっ!』



味わいはさらに強烈で、焚き火の煙を思わせる濃厚なピートに、薬品系のニュアンス、そしてモルト由来のほのかな甘みが重なり、荒々しさの中に複雑さが潜んでいます。
余韻は非常に長く、灰のようなドライさとスパイスがいつまでも残り、多くの評価記事でも「シリーズ中もっとも攻撃的」「アードベッグの実験精神の極致」と評される理由がよく分かります。

評論家の中には、ファーストエディションよりもこのセカンドを高く評価する声もあるほどです。
シリーズ全体で見ても、2014・2015・2019 と続く後年のスーパーノヴァと比べて、2010年版は最もストイックで“ピート全開”のキャラクターと言われています。
アードベッグが「どこまでピートを高められるか」を真剣に追求していた時代の空気が、そのまま液体に閉じ込められた一本と言えるでしょう。

それでは、実際にテイスティングしていきます。
<色合い>
- きれいな枯芝色
- 部屋の光に反射して美しく輝き、非常に透明感のある薄い色合い
<香り>
- ファーストエディションでは開栓直後にツンとした刺激がありました
- 今回のボトルは開けた瞬間からフルーティーな香りがふわりと広がるのが印象的
- 飲み始めると、強烈なスモーキーさが一気に押し寄せてきます
<味わい>
- スモーキーさは圧倒的ですが、ファースト同様、すぐにコクのある甘みがアタックしてくるのが特徴
- 次第にドライで酸味の利いたスパイシーな味わいが現れ、複層的な変化を楽しめます
- かなりスモーキーでありながら、後を引く旨さが止まりません
- 普段はアードベッグ10年を飲んでいますが、武骨さは10年の方が強い一方、複雑さ・フルーティーさ・スパイシーさのバランスはこのSN2010の方が明らかに上に感じられます
- 余韻は爽やかなスパイシーさとまろやかな甘さがゆったりと続き、非常に心地よいフィニッシュ
- 少量の加水で酸味が一気に強まり、フルーティーさが爆発するように広がります
- 熟成年数の若い原酒構成によるものと思われますが、これこそがセカンドエディションの狙いだったのかもしれません
- どっしりとした重厚感は10年の方があるものの、スモーキーさ・フルーティーな甘さ・酸味のコラボレーションは特筆すべきものがあると感じます

5年ぶりに飲んだスーパーノヴァ。前回は、後味がドクターペッパーとか訳の分からない事を書いていましたが、複雑なスパイシーさを表現したかったのかもしれません。
でも、今回は量り売りではなく、ボトルで持っているので、お茶目にドクターペッパーで割っても、スパイシーな味わいがうまくコラボして、すごく美味しく飲めるかもしれません。
まあ、ストレート飲んでも、少し加水して飲んでも手ごたえ十分で、スモーキーさも、美味しさも星の爆発のように強烈なウイスキーでした。
現在はとても高価なボトルになっています。もう2度と手が出ないと思いますので、大事に飲んでいきたいですね。
また、いろいろなスモーキーなウイスキーとの飲み比べもどんどんしてみたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。