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ニッカの伊達について

仙台の酒屋さんから、伊達が送られてきました。

saijo-saketen.com

前から気になっていて、いつかしっかり飲んでい見たいな、と思っていたら、仙台旅行で少しですが伊達を飲むことが出来ました。

そして、多少プレミア価格ですが、西城酒店さんからなんとか購入することができました。

 

さて、そもそも伊達ですが、ニッカウヰスキーが蒸留所がある(お世話になっている)宮城県の方に、ということで税込み4,400円の値段で提供しているブレンデッドウィスキーになります。

ニッカの仙台宮城蒸留所では、麦以外の穀物から作るグレーンウイスキーも専用の蒸留機で作っているので、上質なモルトウイスキーとグレーンウイスキーで奏でるハーモニーが「伊達」になるのです。

それにしても、4,400円は安いな~

サントリーの響が8,800円であることを考えると半値ちかい価格設定になっています。

まあ、伊達の場合、安さには秘密があって、専用の機械設備で、ウイスキーの構成要素であるグレーンウイスキーと一緒にモルトウイスキーも作っていていることがあります。

※連続式蒸溜機でモルトウイスキーやグレーンウイスキーを蒸溜する”という非常に珍しい製法でつくられています。カフェモルトは大麦麦芽100%を原料に、カフェスチルで蒸溜したウイスキーです。また、カフェグレーンは、同様にグレーンをカフェスチルで蒸留したウイスキーになります。カフェスチルは1830年頃にイーニアス・カフェが発明した旧式の連続式蒸溜機で、現代の連続式蒸溜機より効率は低いが、原料の香味がしっかり残るのが特徴です。

また、ニッカが所有しているスコッチの蒸留所の原酒も一部使っているため、安く提供できていると思います。

※グレンマレイ蒸留所の蒸留したモルト原酒と仕入れたグレーンウイスキーが使われています。同蒸留所はニッカが所有している蒸留所になり、安定的にリーゾナブルなコストでモルト原酒を調達できています。また、現地では大量に良質なグレーン原酒を供給してくれる製造元があるため、グレーン原酒の調達も併せて行っているようです。

■ 伊達(推定ブレンド比率・最新版)

原酒区分 占率(%)
宮城峡モルト 20
カフェモルト 15
ベンネビスモルト 20
カフェグレーン 35
ベンネビス調達グレーン 10
 
要は、伊達は「宮城県限定の国産ウイスキー」ですが、日本洋酒酒造組合の定義する“ジャパニーズウイスキー”には該当しません。

伊達にはジャパニーズウイスキーの文字がラベルにありません

理由はスコットランド(ベンネヴィス)の原酒等をブレンドしているためです。
税込4,400円という価格を考えると、カフェモルトやカフェグレーン単体の価格設定が6,000円を超えていることから考えても、この辺が妥当な構成ではないかと推察した次第です。
あくまでも、AIの力を借りた私の推察です。
 
しかし、ニッカのブレンド方針として、比較的安価に本格的なブレンデッドウィスキーを提供するには、

「宮城峡モルト × カフェモルト × カフェグレーン × ベンネヴィスもの」が最も理想的な味わいを生むため、この構成が採用されていると思います。

ジャパニーズウイスキーの定義に当てはまりませんが、宮城県限定のご当地ウイスキーとしては素晴らしい商品だと思います。

明日は、テイスティングしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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