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鶴 旧ボトル(ノリタケ陶器ボトル)

 <この記事で分かること>

  • ウイスキー仕様
  • 容量の変遷とその理由
  • 原酒事情と味わいの変化
  •  テイスティング
  •  まとめ

 

【ウイスキー仕様】

ウィスキー名:鶴 旧ボトル(ノリタケ陶器ボトル)
容量、度数:750㎖、43%
原料:モルト、グレーン                    購入先:LINXAS株式会社(ストアではない)
購入金額:9,000円(税込)
送料:1,000円(ゆうパック)

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今日は「鶴 旧ボトル(ノリタケ陶器ボトル)」をご紹介いたします。

 

容量の変遷とその理由】

このボトルは1970年代後半に発売され、当初は760mlでした。特級表示時代が終わりを告げる1989年3月頃まで続いたと思います。

酒税法改正に伴い特級表示が廃止された1989年4月以降は750mlになり、さらに1990年代後半には容量が700mlへと変更されています。

ウイスキーの場合、容量の変化は単なる制度上の調整だけでなく、その時代の原酒事情を反映していることが多く、味わいにも微妙な(時には大きな)違いが生まれます。

特に鶴の陶器ボトルの場合、17年ものが発売される以前は原酒が非常に豊富で、特級時代の鶴には15〜20年級の長熟原酒がふんだんに使われていたと言われています。

実際、760ml時代の鶴は“実質17年級”と評されるほど、贅沢なブレンドが可能だった時代だと思われます。

 

【原酒事情と味わいの変化】

しかし、1990年代に入り17年が発売される頃になると、業界全体で長熟原酒の不足が意識され始め、ブランド価値を高めるために良質な長熟原酒は17年へ優先的に回され、ノンエイジの陶器ボトルとの差別化が図られるようになります。

その結果、陶器ボトルの中身は徐々に若返り、味わいにも変化が生まれたのではないでしょうか。

つまり、容量の変化・17年発売・原酒事情の変化は密接に関係しており、鶴のボトル変遷を理解するうえで非常に重要なポイントになります。

今回は鶴の旧ボトルをテイスティングしますが、今後はオークションなどで特級(760ml)や700ml、さらには17年も入手しながら、比較検証を続けていきたいと思います。

 

【テイスティング】

それでは飲んでみましょう~

 

<色合い>

・深い落ち着いた感じの琥珀色です

・こげ茶色に近い色合いです


<香り>

  • 深い森の香り
  • ハイランドの伝統来的なモルトウイスキーの香りがします。重みのある香りです

 

<味わい>

  • 多少ヒネ感があり、少し生臭い味わいも感じまうが、総じてどっしりとした風味です
  • 深みのあるモルトの味わいは飲めば飲むほど、濃い味わいを感じます。蒸留所で飲んだ鶴の味わいと比べると武骨な味わいを感じます
  • 飲み進むと、辛口のキレのあるモルトの旨みが前面に出てきます。重厚感があり、この年代のウイスキーのしっかり作られたウイスキーに共通した、飲み手に媚びない味わいだと思います
  • 余韻はドライなモルトの旨みがしっかり残ります
  • 少し加水するとモルトの旨みをより強く感じますが、ドライ感もさらに加速します。もともとストレートでも、少し加水してもしっかりした味わくが続くところは、非常に良いところだと思います
  • 加水後の余韻も乾いたモルトの旨みがしっかりと残ります

 

<まとめ>

 

今まで飲みたくても縁がなかった鶴のノリタケ陶器ボトル。古酒独特のヒネ感はありますが、豊富な長期の熟成原酒が豊富にあった時代のしっかりした味わいを感じることができました。

少し残念だったのは、古酒に見られがちなヒネタ風味が多少感じれるところだと思います。

この辺は開栓後時間が経過しても治まることはないので、このボトル特有の個性として受け入れるしかないかもしれません。

仙台旅行の時に買った鶴の最新ボトルを月末には開栓しますので、最新ボトルとも飲み比べも楽しみな所です。

概ね味わいとしては、AIを駆使して調べた鶴の特徴で述べた通り、オールド鶴ボトルのコクのある深い味わいは感じられました。

ただし、ヒネ感なども感じられるため、特級時代の760㎖ボトルや700㎖に容量変更になったボトルもオークションで買ってみて、飲み比べることも今後挑戦したいところです。

また、ノリタケ陶器ボトルの17年ボトルと、鶴ノリタケ陶器ボトルの容量別(年代別)の飲み比べもやってみたいと思います。

ニッカのフラッグシップとなる重要なボトルだと思います。これからも予算の続く限り頑張って味わっていくつもりです。引き続き応援よろしくお願いいたします。

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