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妻と最後のお別れ

一昨日、お寺の住職や石屋さんとも話が済んで、2月に家内の納骨を行うことになりました。

いつまでも家内の部屋に置いたままにしておいて、申し訳ないという思いと、一緒にいられて安心という気持ち。

それときちんと掃除・洗濯しないと家内に怒られる、という「何時も家内に見られているからちゃんとしなきゃ」という思いなどが入り混じっていました。

納骨の手配をしていて、いろいろなことを思い出します。ほんとうに自分が先にお迎えが来ることを前提に考えていたので、予想外の妻との別れがいまだに信じられません。

もっともっと話がしたかった。

私も家内ももう少し時間があるつもりだったので、身の回りの整理が付かないうちに、お迎えが来てしまったのだと思います。

担当の先生に会うたびに動きが遅いと、怒られました。もっと早くホスピスや在宅医療の準備をすすめるように、せかすように忠告してくれていたことを・・・

今となっては、はっきり意味がわかります。

私は考えたくなかった。きっとわずかの可能性でも、可能性は少なくても現状維持で生きていられる目はないのか。

百歩譲って、お迎えが来ることがもう少し先だと・・気持ちを逃がしたかった、逃げていたのだと思います。

この手の記事を書くと涙が止まりません。後悔ばかりが先に立って。

最近何をしても心がときめくことがありません。今回、終活の一環で最後の資産運用も方針がきまり商品を買い始めました。息子にも家の各書類・金融機関などの詳細を伝えてあります。

お墓の整備も終わり、住職にはお墓を将来どうするかは、息子が最終的に決めることを伝えてあります。住職は墓じまいになることも含めて相談に乗ってくるそうです。

 

 

最近藤沢周平の三屋清左衛門残日録をよく見ています。今のBSテレビ版もいいですが、私は仲代達也のNHK版がとても好きです。もう一度見たいですね。

「残日録」と題した日記を清左衛門は付けていますが、「死ぬまでの残りの日を数える」という意味ではなく、「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」という意味です。

具体的には、「残日」という感覚は、ただの老境ではなく、隠居もし、大切な人(妻)を失った後の空白。それでも日々は続いていくという現実。今の私にぴったりです。

会社を辞めて、奥さんを亡くして、今の私には何もないと思うと・・

このドラマを見て、蘇る温かさと寂しさの同居・・・

そうした複雑な感情を、淡々とした筆致の中にそっと置いているように感じるドラマです。

 

毎日生きていてもつまらない。清左衛門のような覇気もない。でも毎日は続いていく。早く元気がでるといいですね・・・

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