今日は先日12本セットで落札したお酒の中から、空瓶だったものをご紹介いたします。
最初は日本酒の初雪盃(協和酒造:昭和55年12月27日製造)とあります。


清酒一級、伊豫の銘酒、酒王、手書きの砥部焼などなど、酒飲みの心をくすぐるキーワードが散りばめられています。
特に一級とありますが、日本酒の等級は、以前は「特級」「一級」「二級」に分類され、品質に応じて税金が決められていました。
この制度は1992年に廃止されましたが、1980年製造のお酒ですから、このような表記になっていたのだと思います。
少しでも中味がはいっていたら・・・そなんことも考えましたが、45年前の度数の低いお酒ですから。
まあ飲める気がしませんね。
それにしても、きれいな白!
一級酒のボトルですから、高価な焼き物ではないかと思いますが、実用性と美しさを兼ね備えた素晴らしい作品だと思います。
この瓶には自分の好きな日本酒を入れて楽しみたいと思います。ウイスキーでもいいかな。
1個1個手書きで、とてもきれいな白色になんとも心が揺さぶられる絵付け。清月窯の作品のようです。これって普通に買っても数千円はするかもですね。
タイムスリップして、この時代に戻り飲んでみたい日本酒です。
さて、次は、泡盛です。「残波」の36度の古酒です。シーサーの陶器ボトルに入っていて、置物としても結構風格があります。
ブログマスコットのウリボウの兄貴が対抗意欲を燃やしていますが、風格ではとてもかなわないようです。
この瓶、空かと思っていたら、少しだけ残っていました。色合いはまるでウイスキーのよう。
香りもすごく立っていて、ブランデーのような香りがします。


コルクもボロボロで、うまく取れそうもありません。コルク栓に穴が開いたので、そこからグラスに注ぎました。


最初の一口はとても美味しかったのですが、しばらくしてから二口目を飲んだら、少ししょっぱくなっていました。
少し不思議な感じですが、飲むのはやめました。空になりかけの状態でしたから、仕方がないですね。
この泡盛はとても気になりますので、オークションで再度探していつか飲んでみたいと思います。今後の楽しみが1つ増えた気がします。
今日は、空瓶のご紹介でしたが、空瓶も調べてみると結構風情があることが判ったような気がします。