購入年月日:2023年4月27日
購入場所:ヤフオク
購入価格:16,500円(税込)送料:1,000円(佐川)
原料:モルト
度数、容量:43%、750㎖
輸入者:マキシアム・ジャパン 販売者:アサヒビール
今日は、ハイランドパーク12年をご紹介いたします。
これは2000年代初頭以降のボトルですが、それでも現行ボトルから遡ること最低でも、3代前くらいのボトルになります。
このボトルの時代に、ヨーロッパでボトルサイズの規格統一化の動きがあり、このボトルには700㎖の40%の仕様のボトルもあります。
一番おススメなのは、このボトルの1つ前のちょっとダンピーなボトルですが、オークションでは2万円を下回ることがなく、現在では高嶺の花になっています。
ウリボウ達『頑張っても、3万円以下の落札は難しいうり~』
ウリボウ達『このボトルの美味しさを知っている人が増えてきたうり~』
私はミニボトルで以前2回ほど飲んだだけですが、開栓しただけで甘い香りが伝わってきた記憶があります。
なお、ハイランドパーク12年は、現行ボトルは、このような華やかなデザインです。
デザインは素敵ですが、水っぽくてイマイチなのです。
とても同じウイスキーとは思えません。もし、現在のハイランドパーク12年を飲んで、これがハイランドパーク12年だと思う方がいると思うと、少し悲しい感じがします。
いろいろな方のブログを見ると、もっと以前のボトルはさらに美味しいようですが、オークションでは5万円を超えるような金額になって、普通のサラリーマンで買えるボトルの限界は、この辺くらいまでだと思います。
まあ、バーで飲めるところがあれば試してみたいですけど。
現行ボトルの1つまえのボトルが、少し前までハーフサイズのものが出回っていましたが、我慢して飲んでこのボトルくらいまでですかね。
さて、早速いただいた感想ですが、
<色合い>
- きれいな琥珀色
<香り>
- フレッシュな若草の香り
- 少し甘めのハッカの香りも
<味わい>
- 樽感を感じる深みのある味わい
- クリスピーでやや辛口
- このボトルの1個前ほどのコクのある甘味・旨味はありませんが、納得感のあるしっかりした味わいを感じます
- 多少ヒネ感のある癖のある味わいがほんの少し
- 余韻は辛口の樽の味わいが静かに残ります
- 少し加水すると、樽の木の風味は薄まり、飲みやすい風味に変化する一方、味わいは少しぼやけてしまう傾向があります
なかなかオークションで落札できなかったハイランドーパークの旧ボトル。この1つ前までのボトルほどではありませんが、しっかりした味わいが魅力だと思います。
味わいとしては、少し樽の木の風味が強く出過ぎているきらいがあり、この辺は好き嫌いが別れるところだと思います。
オークション市場では、現行ボトルよりは1万円近く高い評価を得ていますが、この1つ前のボトルは2万円以上定価から高い評価を得ています。
その辺の違いは、このボトルの樽感の強さが評価を分けているのかも知れません。
いずれにしても、この年代のボトルは以前から飲んで見たかったので、2万円を切る価格でゲットできたのは良かったと思います。
加水すると味わいがぼやける気がします。飲むなら断然、ストレートがおススメのボトルです。