メソです。今日は、ウリボウ物語幕末編にお越しいただきありがとうございます。ショーもないお話ですが、数分で読み終わるので、お付き合いください。
先日兄貴の帰還にまつわるお話や、あのヒネた顔の秘密をご披露いたしました。でも、兄貴には、もっとすごい秘密があることが分かったのです。
それは、国立国会図書館にこもって、本を読み漁っていた時に、鹿島神宮の古文書に時間を超えて過去に戻る方法が記載されていることを発見したのです。
それは日本に数か所しかないのですが、ランダムアクセスポイントといって、霊験あらたかな場所で、タイムスリップできる場所があるだそうです。
ここから一番近い場所は、茨城県笠間市の佐志能神社(さしのうじんじゃ)がある佐白山(さしろさん)中の古木が、ランダムアクセスポイントになっているとのことです。兄貴に連れられて、突然笠間市までやってきた僕たちは、いきなり・・・
兄貴:『しのごの言わずにとっととついて来い!』
メソ、プリ『あれーっ。うりうり~』
三匹:『うりうりうり~』
メソ、プリ:『兄貴、ここはどこうりか?』
兄貴:『・・・・』
メソ、プリ:『ひょっとして、知らないんじゃ・・・』
兄貴:『だからランダムアクセス(出たとこ勝負)って言ったじゃん』
メソ、プリ:『聞いてないうり~』
メソです。その後、いろいろ調べた結果、僕たちが飛ばされたのは、江戸時代末期の大阪城の近くだという事がわかりました。
折しも大阪城は鳥羽伏見の戦いの最終防衛ラインになっていて、天下分け目の戦いの舞台に飛ばされてきたようです。
だんなさん(僕たちのご主人様)のご先祖様は、大阪城代の笠間藩の殿様たちと一緒に、幕府軍の諸藩と一緒に薩長軍と対峙していたのです。
幕末編②に続きます。