紬とウィスキー ~ウイスキーブログと着物生地のブログ~

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月下独迹

高校時代だと思いますが、Z会という通信教育に申し込んだら、『月下独迹』という副読本が送られてきた記憶があります。

全文英語訳も掲載されていて、英語の補助教材という位置づけだった気がします。

英語も日本語も、難しくて次第に読まなくなってしまいました。何が書いてあってのかも、どこまで読んだのかも覚えていません。

蓋し、読書なんて読んだあとは次第に忘れていくものなので、いつまでも読んだ内容を覚えていることは無いのでしょうが、この本の『月下独迹』というタイトルだけは、還暦を迎えた今でも鮮明に記憶に残っています。

まあ、そんなこと言っても『月下独跡』と勘違いしていたのですが。

意味的にはだいたい同じだと思います。『迹』という字には、『あと』という意味の他に、『おこない』という意味があるようです。

いずにしても、船尾から船の通ってきた軌跡を眺めるように、月明かりの下で過去を思いめぐらして後悔するようなイメージがあります。

一方で、『行為=おこない』という意味からは、たとえ一人でも歯を食いしばって頑張るイメージもあって、学生時代から会社に入ってからも、一人で歯を食いしばって頑張るときに、この言葉を思い出してきた気がします。

単身赴任で、愛知県にいたとき、健康のために毎朝歩いていた記憶があります。最低でも1日3万歩近くは歩いていた時期があったと記憶しています。

痛い膝を抱えながら、月明かりの下延々と歩くと、高校時代に春先に行われた大菩薩峠超え強歩大会を思い出します。

昼夜を通して歩き詰めで、最後に舗装された山道を歩くのですが、歩いても歩いても先(ゴール)が見えない苦しみを思い出したりもしました。

総じて人生なんでそんなものかもしれません。きっと死ぬまでゴールなんてなくて、ただ与えられた時間を、ひたすら歩き続けるだけなのかもしれません。

でも、苦しみながらも歩き続けていると、いつか夜が明けて全く違う風景が眼前に現れることがあります。

そんな時は、たまには人生良い事もあるかなと思ったりもします。

でも・・・

苦労して住宅ローンを払い終わると、今度は外壁や屋根の補修。車も古くなっていきます。

少しでも豊かな日常生活をと思って、もがいてみても、生活はなかなか豊かにならない気がします。

それでも、歩き続けていたら、ひょっとしたら素敵な未来が待っているかも知れない。少しでもそう思えるから、頑張れるのだと思います。

学生時代、受験に失敗した浪人時代、会社人生。いろいろな節目で、『月下独迹』。一人で歯を食いしばって来たのかもしれません。

自分では一匹オオカミと思ってやってきたのですが、気が付けば周りの人に助けてもらいながら、辛うじて生きて来れたことも事実です。

このことがもう少し早く理解できていたら、私の人生もう少し違った軌跡をたどっていたかもしれませんね。

 

今の仕事も1年が経過し、苦しいながらも仕事の楽しみや喜びも分かってきた気がします。もう3年くらいは今の仕事をしているような感じもします。それなりに馴染んできたのかもしれません。

今勤めている新宿は、私が生まれた場所でもあります。本籍にもなっていて、親戚も長らく住んでいまし、大学も新宿でした。なじみの場所でもあったのだと思います。

 

それでも、周囲の人が優しく手を指し伸ばしてくれて、暖かく見守ってくれたから、やって来れたのだと思います。このことを忘れてはいけないと思います。

 

還暦を過ぎて、半休も取りやすくなったので、仕事も今以上に頑張りなあら、これからはもっと新宿の街を歩き回り、いろいろな場所を探訪したいと思います。

仕事も私生活も、未来に向けて少しづつ、確実に歩みを進めたいと思います。

 

さて、今回のウイスキーは、カネマラ。

1980年代にに創業したクーリー蒸留所の主力銘柄になります。アイリッシュのシングルモルトです。

通常アイリッシュの多くは3回蒸留ですが、このウイスキーは、多くのスコッチのように2回蒸留になります。

「カネマラ」という名前はアイルランドの地名由来になります。

通常アイリッシュウイスキーは、ピートを炊かない=煙くない味わいが多いのですが、このウイスキーは適度なピート感もあります。

樽出し(カスクストレングス)の、強い度数でそのまま瓶詰めされた、個性豊かなアイリッシュだでもあります。

 

レビューは追って掲載いたしますが、スコッチでは想像できないような野趣あふれる風味が印象的です。

好き嫌いは多少あるかもしれませんが、アイリッシュ本来の複雑な深みのある味わいが、結構出ているのではないかと思います。

コクのある独特の味わいは、結構病みつきになるものを感じます。日々の生活に疲れたとき、ゆっくり味わいたい美味しいウイスキーだと思います。

アイリッシュもなかなか、見逃せない美味しいウイスキーがあるので、これからも定期的にピックアップしていきたいですね。

ちなみに過去飲んだなかで一番美味しかったアイリッシュはこちらです!

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uribouwataru.com

ボトルの写真が斜めっていますが、とても美味しいアイリッシュウイスキーだっと思います。

このボトルを飲んでアイリッシュの味わいの深さに感銘を覚えたのは確かです。

それまでは軽いライトなウイスキー。ビールで言えばバドワイザーのような味わいだと思っていました。

まあ、自分のわずかな経験で物事を判断するのは危険だという事ですね。これからも少しでも多くの視野で物事を複眼的にとらえることができるよに、頑張っていきたいと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

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